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過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は下痢型や便秘型、その両方といったタイプがありますが、腸自体には何ら異常が診られないのが特徴的な病気です。年齢差や男女差もなく、当院でも多くの患者さんが患われている病のひとつです。
とかくストレスなどによる精神的なものとの関与が取り沙汰されがちな病ですが、実はタバコやアルコールの過剰摂取、食物アレルギーといった普段の食生活に原因が隠れていることも多いです。
まずは患者さん側で原因となるような出来事がないかどうかを精査し、心当たりのある場合にはそれを避けるような工夫も治療においては必要となります。それでも症状が良くならない場合には薬物治療を用います。
自己判断で不確かな薬を決して多用することなく、まずは当院にご相談いただければと思います。精神的な病気と思い込みがちなこともあり、患者さん側もついご自身で長く我慢しがちな傾向がある病でもあります。しかしながら、実は潰瘍性大腸炎だったというケースも決して少なくはありません。まずは早期に正確な診断を行い、適切な治療を開始することが重要です。

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