メニュー

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

潰瘍とは粘膜などがただれ、傷のようにえぐられた状態になることを言います。
例えば、胃の粘膜は強い胃酸に耐えうるほどの仕組みで通常は守られています。しかし、なんらかの原因で胃酸に対する防御機能が低下し、粘膜の一部に穴が空くような状態になると胃潰瘍と呼ばれるようになります。
一般的には食生活の乱れやストレス、喫煙やアルコール、薬による副作用やピロリ菌による感染といったさまざまな問題が複合的に起因しています。十二指腸も同様に酸性の環境に強い臓器ではありますが、そのバランスが崩れることで潰瘍が生じやすくなります。潰瘍は強い痛みを感じることが多く、早期発見・早期治療開始が重要となります。治療法としてはまずはピロリ菌の有無を確認し、必要に応じて除菌を行います。また、胃酸をおさえる薬や粘膜保護剤を用いて正常の環境下に戻す内服治療を合わせて施します。患者さんはストレス世代の方が圧倒的に多いですが、早期に治療を始めるほど再発を防止することができます。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME